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「大学に行く意味がない」のは間違いです【入学する2つのメリット】

悩んでる男女
悩んでる人
・大学に入学したけどオンライン授業ばかりでつまらない。
・キラキラした大学生活が送れると思ってたけど違った。
・大学に行く意味ってあるのかな?

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

・大学に行く意味はひとつだけ
・大学というのは「社会人になるための勉強」をする場所である
・目的意識を持つことが最重要

最近はコロナの影響もあって、「大学に行く意味はあるのか?」という意見が増えている気がします。

オンライン授業も増えているので、このように感じるのも普通ではないでしょうか。

この記事を書いている私は現役大学生ですが、大学に入学して2ヶ月ほど経った頃から「大学に行く意味」を考えていました。

「大学ってただの高校生活の延長やん」と思いながらも卒業に向けて頑張っています。(笑)

この記事では、大学に行く意味についての私の個人的な意見を紹介していきます。

「大学に行く意味なんてない」

「もう大学辞めようかな」

このように思っている方はぜひご覧いただけると幸いです。

※この記事は約4分で読めるようになっています。

「大学に行く意味」はある

私は、コロナ禍であってもどんな時代でも大学に行く意味はあると思っています。

理由は以下の2つです。

✔︎ 大学に行く意味

  • 「大卒」という資格を取得することができる
  • 自分が本当にやりたいことを探すことができる

順番に解説します。

「大卒」という資格を取得することができる

契約書のサイン

大学では「大卒資格を買うことができる」ため、行く意味はあるかなと。

これが一番の行く意味ではないでしょうか。

企業の人員採用に「大卒以上」の条件を設けることは少なくありません。

また、高卒と大卒では生涯年収の差は大きく、大卒のほうが平均5000万円以上年収が増えることがデータで判明しています。

また転職時にも大卒資格があると、よりスムーズに転職活動ができます。

世の中には様々な資格がありますが、「大卒」が一番コスパの良い資格だと思います。

数百万の学費を払うことになりますが、将来的には稼げる金額が何千万も増えるので。

自分が本当にやりたいことを探すことができる

大学では、4年という長い時間を自由に使うことができます。

未成年でもなければ社会人でもない。学生なので学割も使える。

よくよく考えてみると、大学生というのは非常に贅沢な身分なのです。(笑)

一番自由で贅沢な時間を使って、自分が本当にやりたいことを見つけることができるのが、大学へ行く意味のひとつであると思います。

高校を卒業するまでに自分のやりたいことを見つけて、卒業と同時に社会に出るのは難しいと思います。

(最初から進路を決めていた人は別ですが)

大学に行って色々と経験をする。

そして「自分の将来のことを深く考えられる」ことに意味があるのではないでしょうか。

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現代の大学生はほとんど勉強しない

理系の男女

大学というのは表面的には学問を修める場所ですが、実際は学生が遊ぶための場所であると思います。

本気で勉学に励もうとする学生の数は、多く見積もっても1割くらいですよ。

大半の大学生は、楽な授業を探して単位を適当に取って、あとは友達と飲んだり旅行したり。そんなもんです。

大学は社会人になるための練習をしているだけ

大学で行われる活動や授業の取り組みは「社会人になるための練習」をしていると捉えることもできます。

サークル→人と上手くコミュニケーションをとる練習

男女のバーベキュー

サークル活動は人と上手くコミュニケーションをとるためのものです。

同学年の人と仲良くしたり、後輩にオラオラしたり、先輩をうまく持ち上げたりする。

サークル活動は遊ぶものではなく、社会に出たら必須の「上下関係のコミュニケーション」を学ぶ場所であると思っています。

飲み会→付き合いの練習

男性の飲み会

大学生活は「飲み会」が絶対につきまとってきます。

やたら飲み会をしたがる人が多いんですよね。

普段関わらない人と飲み会のときは喋ったり仲良くしなきゃいけないことがほぼあります。

これも社会に出たら全く同じなんです。

上司の愚痴や説教を聞く。普段喋らない職場の人とも会話をする。

こういった人付き合いの練習として「飲み会」があるのです。

まあほとんどの大学生は「酒を飲める自分」に酔うためや、異性と交わるために飲み会をしている場合がほとんどですが...

レポート→書類をまとめて期限を守る練習

書類の調査

大学の課題で必ず行うレポート提出。

レポートでは、

  • 決められた文字数で書く
  • 形式を守る
  • テーマにしたがって書く
  • 提出期限を守る

このようにルールに従って提出をします。

これは社会に出た時の「資料作成の練習」をしているにすぎません。

会議の資料やデータなどを期限までに必ず仕上げることは、レポート提出と同じです。

期限後の提出は、社会でも大学でも認められません。

レポート提出は、社会での約束を守る練習をしているのです。

ゼミ→意見交換の練習

大学のゼミでは、あるテーマについて議論することが多いです。

これも、社会に出てからの意見交換の練習をしているに過ぎません。

企業では仕事を円滑に進めて行く、または新たなアイデアを考えるために意見交換をしていく場合があります。

大学のゼミで意見交換をして皆が納得する答えに導いていく作業は、社会でのコミュニケーションの練習をしているのです。

ほとんどの大学生は入学すると同時に勉強をしなくなります。

大学に入ること自体を目的としてきたからでしょう。

「大学は人生の夏休み」と言われることも多く、遊ぶために大学に行く人も少なくありません。

大学へ入学後は、楽をして単位をとることに必死なり、なるべく頭を使わずに卒業していく。

なので、大学時代に勉強したことをしっかり記憶している人は稀なんです。

(私なんて数ヶ月前のレポートの内容すら覚えていません)

学歴はこれからも重要視される

最近では、企業の年功序列・終身雇用という日本の伝統が崩れつつあります。

新規に人材を募集する際に、学歴ではなく「人柄や個人の能力」を判断基準にする企業も増えてきています。

「学歴社会は終わりつつある」「学歴社会はオワコンだ」といった意見も見られるようになってきましたが、

実際には日本の学歴社会の風潮が色濃く残っているのが現状です。

応募してきた人材が同じスペックでも、出身大学の良い方を採用するなんてザラにありますね。

人柄が同様に良くても、偏差値45の大学出身者と偏差値65の大学出身者であれば、後者の方が優遇されてしまうのが現実なんです。

なので、学歴が重要視される時代はまだまだ続いていきます。

大学に行く目的をしっかり意識しよう

周りが行くから自分も行くというのはアリ

強い目的意識を持って大学に行くことができたら一番良いケースですが、ほとんどの人は「とりあえず大学に行く」パターンでしょう。

このパターンでも全然良いと思います。

私の場合も、周りの友達が大学に行くから自分も行くって感じだったので。

大学生活の途中で、「何のために大学に行ってるのか」を深く考えてみてください。

そこで「遊ぶために行ってる」「良い会社に行くために大学にいる」(例)などの意味を見つけられたらGOODです。

ただ、大学に行く意味を見つけられない場合は、違う道を選ぶことも選択肢としてはアリだと思います。(休学や退学など)

冒頭でもお伝えしましたが、私の場合は大学に入学して2ヶ月ほど経った頃から、大学に行く意味をずっと考えていました。

その結果、大学2年が終了した時点で休学という道を選ぶことに。

「このまま普通に大学を卒業していいのか?」をずっと考えていて、結果休学して海外に行くことを決意しました。

(海外生活は失敗しましたが...)

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無理して行く必要はない

大学に行く意味はあると伝えましたが、無理して行く必要はないです。

大学では、自分が興味のある分野に進んで深く勉強していきますが、それは大学でしか出来ないというわけではないんですよ。

今の時代はインターネットで論文などが簡単に読めるので、深く学ぶのにわざわざ大学に入学する必要はないかと。

専門書籍も今はネットで安く取り寄せることができますし、自分で深く勉強しても良いと思います。

また、自分の理想を叶えるために大学が不要であれば、大学にわざわざ行く必要は無いです。

例えば、起業する、就職する、留学するなどといったことは大学に行かなくてもできますよね。

まとめ:大学に行く意味は自分で見出すもの

大学の卒業

今回は、大学に行く2つのメリットについて書きました。

大学に行く意味は最終的に自分で見出すものです。

自分の未来を深く考え、その未来のために大学が必要なのであれば行く意味はあるでしょう。

逆にそうでない場合は、大学に行く意味は無いですね。高すぎる学費を払う必要はないです。

これから大学に入学しようか迷っている方は、自分の将来を考えてみると良いと思います。

すでに大学生である方は、とりあえず卒業しておいたほうが良いんじゃないでしょうか。

「大卒」資格は今後役に立ちますから。

今回は以上になります。

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