もし休学するとしたら、その後の人生が心配です...
このような悩みにお答えします。
本記事の内容
・大学を休学して人生が終わることはないです
・大学を休学することのメリット・デメリットを5つずつ紹介
・休学して大学を少しお休みするのは全然アリ
・休学中にしておいたほうが良いこと
この記事を書いている私は現役の大学生です。大学2年が終わると同時に2年間休学していました。
結論から言うと、大学を休学しても人生終わることはないです。
逆に私は「休学してよかった」と思っています。
最近ではコロナの流行により、休学をする大学生が増えていますよね。
でも休学ってメリットとデメリットがあるので、休学しようか悩んでいる大学生も多いと思います。
そこで今回の記事では、大学を休学しても人生は終わりではないことや休学のメリット・デメリットについて紹介していきます。
休学をしようか迷っている大学生に向けてこの記事を書きました。
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
※この記事は約5分で読めるようになっています。
大学を休学しても人生が終わることはない
大学を休学しても人生が終わることはありません。
私の実体験もふまえつつ、これから説明していきますね。
「人生の終わり」を考えてみよう
まず、休学をして起きる「人生の終わり」とは何か考えてみましょう。
- まわりの友人に遅れをとってしまう
- 就活できなくなる
おそらくこのような事態を想像して、休学することは「人生の終わり」と捉えてしまうのではないでしょうか。
しかし幸いなことに、ただ大学を休学しただけでは上記のようなことは、ほとんど起こりません。
同期だった友達が1年休学して、私より一歩先に就活しましたが、彼は特に何の問題もなく就職できました。
本人曰く、「休学しても普通に新卒扱いだから特別不利ってわけでもなかった」そうです。
上記のように、「休学が理由で就活ができない」ことはめったにないです。
また、友人から遅れを取ってしまうのは事実ですが、そこから挽回して追いつくことも可能です。
休学して「人生が終わる」ことはないのです。
私が休学した理由
私が休学した理由は、「ワーキングホリデーでオーストラリアに行くため」でした。
ワーキングホリデーとは、1年間海外で仕事をしながら生活できる制度のことです。
大学2年の11月に「このまま皆と同じように大学を卒業して、同じように就職していくのか...」と、教室の隅でお昼ご飯を食べながら考えていました。
それから12月の頭までそのことをずっと考えており、ついに休学することを決意しました。
「せっかくの大学生活なんだから、いつもと違うことを経験してみたい...そうだ!海外行っちゃえ!」
という軽いノリでオーストラリアへ行くことを決意しました。
働きずくめの休学生活
ワーキングホリデーに行くことになりましたが、海外に行くためそれなりの費用はかかるんです。
当時貯金はそこそこああったものの、それでも全然足りない。
結局、休学は2年することにして、最初の1年間はワーキングホリデーに行くための費用を貯めることにしました。
オーストラリアで安心して過ごすために、平均的な予算より多くお金を貯めたため、ほぼ週6で働いていました。
海外出発→コロナの影響でであっけなく帰国
ついに、オーストラリアへ出発する時がきました。
お父さんが空港までわざわざ見送りに来てくれて、「1年間がんばってね、なんかあったら連絡してね」と声をかけてくれました。
よーし!頑張るぞ!と意気込み、お父さんと別れて飛行機へ乗り込みました。
そして2020年2月、オーストラリアに到着。しかし1ヶ月で日本に帰国せざるを得なくなってしまうことに...
そう、ちょうどコロナが世界で流行り始める時期とかぶってしまったのです!(笑)
本当に行ってちょっと飯食って帰ってきたって感じでした( ;∀;)
私がワーホリでミスった記事もあわせて読んでいただけるとイメージ湧くかなと思います。
>>【体験談】ノリでオーストラリアワーホリに行った大学生のその後の人生
大学を休学する4つのメリット
次に、大学で休学することのメリットについて紹介します。
- 自分のやりたいことに沢山の時間を使える
- お金を貯めることができる
- 新しいことを始める余裕が生まれる
- 自分の人生により深く向き合うことができる
順番に解説します。
自分のやりたいことに沢山の時間を使える
休学すると自由な時間が増えるため、自分のやりたいことに専念できます。
先述のとおり、私の場合はアルバイトをしてお金を貯め、海外で生活する経験ができました。
人によっては「プログラミング」を学んだり、「日本一周」をしたりする人もいます。
時間を好きなだけ自由につかえるのは、休学することの一番のメリットですね。
お金を貯めることができる
休学するとお金を貯めることが簡単にできます。
大学生活をしていると「部活・サークル」「飲み会」など、付き合いでお金を使うことが多いと思います。
ですが休学するとこれらの付き合いはほとんど無くなるので、必然的にお金が貯まっていきますよ。
新しいことを始める余裕が生まれる
大学生活では授業やテストにアルバイトやサークルなど、いろいろやることが多いと思います。
大学生はかなり時間に余裕があると言われがちですが、意外と時間がないっていう人はいるんですよね。
休学すると時間に余裕が生まれるので、新しいことをはじめるきっかけにつながります。
自分が今まで経験のないジャンルのことをやってみてもいいかもしれませんね。
自分の人生により深く向き合うことができる
大学生活をしていて、自分の将来について深く考える人は少ないと思います。
「あーもう3年だ、そろそろ就活だ」「インターン行っておくか」「とりあえずSPI勉強しておこう」
周りが就活している、みんなやっている、だから私も就活しようみたいな人が、自分の周りに多くいたのを覚えています。
繰り返しになりますが、休学することで自由に使える時間が増えます。
その自由な時間で「自分の人生」について考えることもできるようになります。
「今後自分はどのように生きていきたいか?」「自分が本当にしたいことは何か?」など、時間をかけて考えてみると新しい発見があるかもしれませんね。
大学を休学する4つのデメリット
次に、大学を休学するデメリットについて紹介します。
- 孤独を感じることが多くなる
- 同級生より社会に出るのが遅れる
- 休学にお金がかかる
- 大学の友達と疎遠になる
順番に解説します。
孤独を感じることが多くなる
休学することで人間との交流頻度はガクンと下がります。私が休学中の時は家族としか喋っていませんでした。
人との関わりが減ることで、孤独を感じることが多くなりますね。
そこからストレスが生じることもあります。
同級生より社会に出るのが遅れる
大学を休学したらもちろん、同級生より社会に出るのが遅れてしまいます。
つまり生涯賃金にも差が出ることになります。
ですが、遅れたからといって生きていけなくなるわけではありません。
生涯賃金に差が出るのは事実ですが、もし2年間休学するとしても、その差は400〜500万程度です。
このくらいの差なら全然巻き返すことは可能ですよ。
休学にお金がかかる
大学の休学は基本的にお金がかかります。
私の通っている大学は1年間の休学で8万円かかりました。
一部の大学では休学費用が無料のところもありますので、通っている大学の公式サイトをチェックしてみると良いと思います。
大学の友達と疎遠になる
休学をすると、大学の友達と疎遠になる確率が高いです。
私の場合は元々仲の良かった友達がいましたが、休学して連絡することが少なくなりました。
復学後も、友達は大学を卒業して働いているので、会う頻度も少なくなり疎遠になってしまいました。
超仲が良かったら分からないですが、休学で大学の友達と距離ができてしまうのはよくあることです。
休学して休んだり遊んだりしてもイイ
別に休学する理由が、
「ちょっと人間関係に疲れてしまった」「休学して日本中を旅行してみたい」
など、休むことや遊ぶことでも全然いいと思います。
休学したら必ずスキルを磨いたほうが良いとか言われますが、そこはあまり気にしなくても良いかと。
休学する人にはいろんな事情がありますから、絶対にスキルを磨いておこうっていうのは違うと思います。
(スキルを磨いておけば人生がラクになるのは間違いないですが)
休学中にしておいたほうが良いこと
最後に、休学中にしておいたほうが良いことについてお話します。
結論、なんでもいいので「何かひとつのことに全力で取り組む」のがベストです。
取り組んだ結果が良くても悪くてもかまいません。
全力で取り組むことで、その経験があなただけの唯一のものになり資産にもなるんです。
休学の間にインターンに行く、語学を習得する、ビジネスを始める、日本中を旅行する、バイトしまくって大金を貯める、ボランティアに参加する、などなど。
「休学中にアルバイトなんてやってもムダ」なんていう意見も多いですが、お金を貯めておくのも全然アリです。
少額でも貯金があれば、復学後もわりと融通がきくので。
休学中はこれをやれ、あれをやったほうがいい的な発言も見受けられますが、それら全てを真に受ける必要はありません。
本当になんでも良いので、何か自分がやりたいことに挑戦してみるのが良いと思います。
まとめ:人生はまだまだ長いので、あせらずに自分の道を進むのがベストです
今回は、大学生は休学によるメリット・デメリットや、休学中にやっておいたほうが良いことについて書きました。
最後にもうひとつだけ伝えておきたいことがあります。それは、
人生はまだ始まったばかり
ということです。
率直に言うと、たった1年や2年の休学で人生なんて終わることはありません。
むしろ、休学し終わってから人生が始まると私は思っています。
海外へ行く、学費を稼ぐ、病気の療養をするなど、休学する理由は人それぞれだと思います。
休学すると周りに言ったら、否定的な意見を言われることがあるかもしれません。
ですが、そのような言葉に耳を傾ける必要はないです。
休学するかしないかは、最終的に必ず自分で決断をすべきだと思っています。
自分が選ぶ道を、自分で信じてあげてください。
人生はまだまだ長いですよ〜気楽にいこうじゃありませんか〜( ´∀`)
この記事が休学を考えている大学生さんの参考になれば幸いです。
今回は以上になります。