「ミニマリストの暮らしが気に入らない」
「モノが無いのに本当に幸せなのか?」
「ミニマリストとかただの病気だろw」
巷ではこういった意見をよく聞きます。
ミニマリスト(ミニマリズム)が本格的に日本で流行り始めたのは2015年ごろ。
そこからミニマリストと呼ばれる者たちが有名になり、現在でも密かにブームが続いています。
必要最低限のモノで豊かに暮らすスタイルは賛否両論ありますが、多くの人々からは未だに受け入れられていないのが事実。
先述のように「ミニマリストは病気だ」などと言われるのも仕方ないと思います。
ではなぜミニマリストは病気と言われてしまうのか?
今回はその点について、現役大学生ミニマリストの私が解説していきたいと思います。
※この記事は約4分で読めるようになっています。
【誤解しないで】ミニマリストが病気とみなされてしまう唯一の理由
まず、そもそもミニマリストがどのような生活を送っているのかを軽くおさらいしておきましょう。
ミニマリストたちの生活様式
ミニマリストには家具なども極力もたない仙人のような人も居れば、テレビやソファなどある程度のモノを所有する人もいます。
スタイルはそれぞれですが、一般的にミニマリストとして活動している人たちの生活スタイルをまとめてみますね。
✔︎ ミニマリストの暮らし
- テレビは絶対に部屋に置かない
- そのかわり天井に付けるタイプのプロジェクターを設置する
- 大きい家具はマットレス・机・椅子の3つ
- 服は10着程度しか持たない ⇨ 色はだいたい黒・白で統一されている
- 乾燥機つきドラム式洗濯機を使う
- ルンバ(自動で動く丸い掃除機)を使う
- 財布は極力もたずに決済はスマホのみで行う
こんな感じです。
人間が生活する上で、本当に必要なモノだけを所有して生きている感じが伝わってくると思います。
服10着とか自分には無理です。あんなの真似できません(笑)
病気に見える決定的な理由
私の観点から申しますが、ミニマリストが病気に見える理由はただ一つ。
これが一番大きい理由かと。
テレビは基本見ない。プロジェクターでYouTubeやNetflixの鑑賞。服は10着しか持たずに制服のように着る。買い物は極力しない。
なんでもかんでも自分に必要のないモノは徹底的に排除する。常に合理的な判断しか下さない。
こんな生活は普通の人だったらしませんよね。
テレビの話題で友人や家族と会話をし、服は季節ごとに買い替える。休日は出掛けてショッピングを楽しむ。
こういった普通の生活をしない=周りと同じ生活をしていないのがまずおかしい=病気に見えるポイントの一つです。
私もミニマリストになって2年ほど経ちますが、いまだに友達から変人扱いされています。
「ベッドと机と椅子しかないじゃん、ただの刑務所かよ」と冷たい目で見られることが多いですね(笑)
そんな殺風景な私の部屋はコチラの記事で詳しく紹介しています。
そして、ただモノが少ない一般人だけなのに偉そうな発言をするところが、病気とみなされるポイントでもあるかと。
「ミニマリストは不要なモノを断捨離して身軽に生きています」
「ミニマリストになることで人生がより幸せに感じられますよ」
的なことをミニマリストたちは四六時中発言しています。
これらの発言は「ミニマリストは素晴らしいからあなたもなったほうが良いよ」と価値観を押し付けるようなものと解釈されがち。
ミニマリストは正しい、一番人生を深く生きている、非ミニマリストは自分の人生を生きていない。
こういった上から目線の発言に人々は「一種の病気」と判断するのだと思います。
ミニマリストを手段として取り入れているだけ
最後に、ミニマリストになる人の特徴についてお話しします。
ミニマリストの多くは、人生のある目的を叶えたいという思いからミニマリストになった人がほとんどです。
お金を貯めたいという理由でミニマリストになる人が多いと感じています。モノを処分してその分狭い部屋に住んで家賃を抑える、モノを極力買わない→貯金につながるみたいな。
また、モノが少ないことの素晴らしさをネットで発信するためにミニマリストになる人もいます。
最近ではミニマリストを語るYouTuberやブロガーが増えてきています。(私もそうだけど)
ある人は過去のしがらみを断ち切って新しい自分になるためにミニマリストになったそう。
モノの管理や片付けをしたくないという理由だけでミニマリストになる人もいます。
私の場合は、ブログ運営に注力するために不必要なモノを捨てていたらミニマリストになっていたという感じです。
周りにモノが多いと気が散って作業に集中できなくなるタイプだったので。
まとめ:ミニマリストは何かしらの人生の目的がある
今回は、ミニマリストが病気とみなされている唯一の理由について書きました。
結論、ミニマリストは病気ではなく、人生において何かしらの目的を実現させるための手段でしかありません。
まあでも