なんかストレスも多いしだるい...
好きな時に好きな物が買える、魅力的なサービスや商品が溢れている日本。
なのになぜか疲れてしまう。そんな時ってありませんか?
本記事の内容
・大量消費社会とは?
・広告のヤバさ
・消費によるストレスの対処法
この記事では、わたしたちの生活を取り巻く「消費社会」の特徴や、それによって生じるストレスの対処法について説明しています。
大量消費に対して疑問やストレスを抱いている方は必見の記事となっております。
※3分程度で読める記事となっていますので、ぜひご覧ください。
現代の消費社会の無限ループから抜け出す方法
まず初めに、消費社会とは何かを説明していきます。
そもそも消費社会とは?
「消費社会」という言葉は辞書でこのように説明されています。
産業が高度に発達し、生きていくのに必要な消費だけでなく、文化的な欲求を満たすための財やサービスの消費が大量に行なわれる社会。
https://www.weblio.jp/content/消費社会
簡単に言うと、「必要以上にモノやサービスが消費されちゃってる」ということです。
ブランド品とか典型的な例ですね。
恐ろしい広告の世界
必要以上にモノが溢れかえっている消費社会。その中で「広告」は人々を消費させるために、重要な役割を担っています。
ここで、有名な広告代理店である電通の「電通戦略十訓」を紹介しましょう。
①もっと使わせろ
「電通戦略十訓」より
②捨てさせろ
③無駄使いさせろ
④季節を忘れさせろ
⑤贈り物をさせろ
⑥組み合わせで買わせろ
⑦きっかけを投じろ
⑧流行遅れにさせろ
⑨気安く買わせろ
⑩混乱をつくり出せ
読んだ瞬間、「え、電通やば笑」と思われた方いらっしゃると思います。私も最初そう思いました笑
しかし実際のところ、世の中のほとんどの広告は、上記の戦略にあてはまってます。
こういう広告にまんまと乗せられて、人々は不要なものまでたくさん消費する状態が続いています。
消費社会は、広告によって作られたと言っても過言ではないですね。
消費は"悪"ではない
ここまで、消費社会のマイナスな面を見てきました。
でも消費社会にはプラスの面もあります。
サービスが向上・発展する
人々が消費を行うことで、モノやサービスは改善点を見出されるようになります。
例えば、最初の携帯電話は「ショルダーフォン」という肩にひっかけて持ち運ぶスタイルのものでした。
ここから「もっと小さくしたい」「カメラ機能をつけてほしい」「インターネットにつなげ」などと言った意見が生まれ、どんどん改良がなされていきました。
また、消費を行う過程で新たな欲望も生まれます。そういった欲望をカタチにすることで、新たなサービスとして世に広がることもあります。
地域の活性化につながる
まったく消費がされないとなると、経済が成り立たなくなり、地域も廃れていきます。コロナ禍で閉まってしまったお店も少なくないですよね。
しかし、一定の消費活動がなされることにより、地域社会は存続していくことができます。
消費は一概に”悪”とは言えないのです。
ミニマリズムを取り入れてみよう
現代の消費社会の中で、
・新商品が出たから買う
・あの有名人が使っているから私も買う
・周りに羨ましがられたいから買う
・一瞬で良いと思ったから買う
・飽きたから新しいのを買う
といった理由で消費をしている人が多いです。
しかし買った時点は良いと思っても、後になって後悔や無駄を感じたことはありませんか?
・良いと思って買った服を結局ぜんぜん着なかった
・高いモノを買ったけど、もっと高いモノをまわりが持ってた
・あの有名人が使ってたから買ったけど、実際使えなかった
モノを買うという行為を続けると、長い目で見れば損することが多いんですよね。
物質的な消費のループにハマると、ストレスが溜まってしまうのは無理もないです。
消費から距離を置く
消費社会に疲れている方にオススメの治療法がひとつあります。
それは、「ミニマリズムを取り入れて消費から離れる」ことです。
ミニマリズム(minimalism)は日本語で最小限主義と呼ばれる、いわゆる「必要最低限のモノで生活するスタイル」を意味します。
ミニマリズムを取り入れるのは至って簡単。家にあるモノの数を少し減らして、自分にとって本当に必要なモノだけを残す。それだけです。
消費のループから一旦距離を置くことで、モノに振り回されることがなくなり、ストレス減少につながるでしょう。
まとめ:ミニマリズムで生活のリセットをしよう
今回は、現代の消費社会の無限ループから抜け出す方法について書きました。
ミニマリズムは消費社会に対抗する唯一の対処法だと思っています。
消費社会から抜け出すと、ストレスがなくなって、自分の大切なものにお金と時間をかけられるようになりますよ。
今回は以上になります。